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自動調心ころ軸受の5つの基本特性!

まず、耐摩耗性
ベアリング(自動調心ころ軸受)が作動する際、転がり摩擦だけでなく、転動体と保持器の間に滑り摩擦も発生するため、軸受部品は常に摩耗します。軸受部品の摩耗を低減し、軸受精度の安定性を維持し、寿命を延ばすためには、軸受鋼は優れた耐摩耗性を備えている必要があります。
接触疲労強度
周期的な荷重を受ける軸受は、接触面が疲労損傷、すなわち亀裂や剥離といった損傷を受けやすく、これが軸受の主な損傷形態となります。したがって、軸受の寿命を延ばすためには、軸受鋼は高い接触疲労強度を備えていなければなりません。

3、硬度
硬度は軸受品質の重要な特性の一つであり、接触疲労強度、耐摩耗性、弾性限界に直接影響を及ぼします。軸受鋼の硬度は、一般的に使用状態においてHRC61~65に達する必要があります。これにより、軸受はより高い接触疲労強度と耐摩耗性を得ることができます。
4、耐錆性
加工、保管、使用の過程で軸受部品や完成品が腐食したり錆びたりするのを防ぐために、軸受鋼には優れた防錆性能が求められます。
5、処理性能
軸受部品の製造工程では、冷間加工、熱間加工など、多くの工程を経ます。大量生産、高効率、高品質という要求を満たすためには、軸受鋼は優れた加工性能を備えていなければなりません。例えば、冷間成形性、熱間成形性、切削性、焼入れ性などです。


投稿日時: 2022年3月23日