ティムケンがオーロラ・ベアリング・カンパニーを買収

ベアリングおよび動力伝達製品の世界的リーダーであるティムケン・カンパニー（NYSE：TKR）は、先日、オーロラ・ベアリング・カンパニー（Aurora Bearing Company）の資産買収を発表しました。オーロラはロッドエンドベアリングとスフェリカルベアリングを製造し、航空、レーシング、オフロード機器、包装機械など、多くの業界にサービスを提供しています。同社の2020年度通期売上高は3,000万米ドルに達すると予想されています。

「オーロラ社の買収により、当社の製品ラインナップはさらに拡大し、世界のエンジニアリングベアリング業界における当社のリーディングポジションは強化され、ベアリング分野における顧客サービス能力も向上します」と、ティムケンのエグゼクティブバイスプレジデント兼グループプレジデントのクリストファー・コー・フリン氏は述べています。「オーロラ社の製品ラインとサービス市場は、当社の既存事業を効果的に補完するものです。」

オーロラは1971年に設立された非公開企業で、従業員数は約220名です。本社、製造拠点、研究開発拠点は米国イリノイ州モンゴメリーにあります。

この買収は、エンジニアリングベアリング分野での主導的地位の向上に注力しながら、周辺製品や市場への事業範囲を拡大するというティムケンの開発戦略に沿ったものです。